耳に明るいと書いて『みみご』と読みます。
耳の神様として、全国的にも有名な神社です。
この神社では、サザエの殻の中にお酒とお米を入れお供えしお願いすると、よく叶えてくれると伝わる特殊神事があります。
別名『有徳神社』とも言い、耳を明るくして人のことを聞くと徳が有り、運を開く神様としても信仰されています。
御由緒
創立年代不詳なるも、鎌倉時代初期(約八百年前)巻幡氏先祖の藤原泰高が因島に来島し、祖神天児屋根命をお祀りしたのが始まりと伝えられる。
ご祭神の天児屋根命は、中臣氏の祖神で、天照大神様が天の岩窟に隠れられた際、天の岩戸の前で祝詞を奏し祭りを執り行った神様。中臣氏は、「ナカトミ」として神と人との間を執り持つ役割を担い、その子孫は藤原・中臣・藤波氏などとして栄えた。
昭和20年代の耳明さん例祭
斎主 本家巻幡三十代当主
巻幡宜人
いわれ
昔々あるおばあさんのお孫さんの耳が聞こえなくなったと、大変心配されていました。耳明神社に「どうぞこの孫の耳をなおして下さい」と、お願いしたところ、お孫さんの耳が、だんだん聞こえるようになったといういわれがあり、今もなお信仰されております。昔からお参りが多く、叶った方々の口伝えで船でお参りされたりしておりました。
貝のサザエの形が、耳の形と良く似ているということで、サザエの貝の奉納をします。その中にお酒とお米を入れてお供えし、お願いすると良く叶えてくれると伝えられています。
※お供えいただくサザエの貝およびお酒とお米は、神社の方でご準備させていただきます
※お耳のご祈祷を受けていただいた方に、サザエのご奉納をお願いしております
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